iPhoneでGoogle Analyticsのリアルタイムを見る方法
GA4の「リアルタイム」レポートを、ひと目でわかる形に。リアルタイムの数字、ロック画面のカード、そして数字が跳ね上がったときのお知らせ。

ニュースレターを配信した。記事を公開した。フォロワーの多い誰かが紹介してくれた。そんなとき真っ先に知りたいのは、誰か来ているのかどうか。しかもその答えは、あとでデスクに戻ってからではなく、今手にしているスマートフォンで知りたいはずです。
Google Analytics 4なら、それがわかります。直近30分間のリアルタイムの状況を記録しているからです。このガイドでは、その表示がどこにあるのか、そしてiPhoneでどう見るのかを説明します。レポートを開く方法から、数字のほうから知らせてくれる方法まで。
GA4の「リアルタイム」とは
GA4の「リアルタイム」レポートは、過去30分間のアクティビティを表示します。メインの数字はその間のアクティブユーザー数で、30分を1分ずつに分けた小さな棒グラフが添えられています。その下のカードでは、同じ30分間を国、ページ、イベント、そして訪問者の流入元ごとに分けて見られます。
頼りにする前に、知っておきたいことがふたつあります。
- 集計の範囲は移動していく。この数字は過去30分間のどこかでアクティブだった人を数えます。だから人が一気に訪れるとすぐに上がり、去っていくとゆるやかに下がります。
- 「今日」ではない。1日の合計とリアルタイムの数字は、違う問いに答えています。よいリアルタイム表示は、そのふたつを並べて見せてくれます。
この数字をもっと詳しく知りたい方は、解説記事「過去30分間のアクティブユーザー」とはで掘り下げています。
方法1:「リアルタイム」レポートを開く
いちばんシンプルなのは、Google Analyticsそのものを開くことです。GoogleはiPhone向けに公式のGoogle Analyticsアプリを提供しており、Safariでウェブ版を使うこともできます。どちらでも、プロパティを選んで「リアルタイム」を開きます。
この方法は、じっくり調べたいときに向いています。ページで絞り込んだり、流入元を比べたり、ひとつのイベントを確認したり。ただ、習慣にするにはあまり向いていません。確認するたびに、iPhoneのロックを解除し、アプリを開き、プロパティを選び、レポートが表示されるのを待つことになります。複数のウェブサイトを管理しているなら、それをサイトの数だけ繰り返すことになります。
方法2:すべてのサイトをリアルタイムのダッシュボードで
iPhone版Site Pulseは同じGA4のデータを読み取り、選んだすべてのサイトをひとつの画面に表示します。設定方法は次のとおりです。
- iOS 26以降を搭載したiPhoneにSite Pulseをインストールします。今すぐTestFlightベータに参加できます。
- SettingsでGoogleアカウントを追加します。Site Pulseが求めるのは読み取り専用のアクセスなので、見ることはできても何かを変更することは決してありません。サイトが別々のアカウントにあるなら、アカウントを追加しましょう。
- GA4プロパティを選び、それぞれに短い名前を付けます。色はウェブサイトのアイコンから決まりますが、自分で選ぶこともできます。
するとダッシュボードに、過去30分間にサイトにいた全員、1分ごとのバー、そして今日のここまでを昨日の同じ時刻と比べた数字が表示されます。見ている間、リアルタイムの数字は1分ごとに更新されます。
サイトをタップすると、そのサイトのライブルームが開きます。答えてくれるのは4つの問いです。訪問者はどこにいるのか(国、そしてその中の都市)、何を読んでいるのか(上位のページ)、何を使っているのか(モバイル、デスクトップ、タブレットをリングで表示)、そして何をしているのか(届いた順に表示されるGA4のイベント)。
方法3:数字のほうから届くようにする
本当の変化は、何も開かなくてよくなることです。Site Pulseは、あなたがいつも目にする場所にリアルタイムの数字を届けます。
- ホーム画面のウィジェット。Pulseは今サイトにいる人の数を表示します。ほかにも、今月のペース、カレンダーのヒートマップ、月次レポートを表示するものがあります。すべてのウィジェットをご覧ください。
- ロック画面のウィジェット。1行で「485 live · 6,942 today」と表示するものから、過去30分間の1分ごとのバーを並べるものまで、小さなウィジェットが6つあります。
- ライブアクティビティ。ロック画面とダイナミックアイランドに表示されるカードで、アプリを閉じていても1分ごとに更新されます。すべてのレイアウトはライブアクティビティのページでご覧いただけます。
- Siri。「How are my websites in Site Pulse?」と尋ねれば、今、今日、今月の数字を読み上げてくれます。CarPlayでもAirPodsでも、手を使わずに聞けます。
内蔵のガイド「Site Pulse Everywhere」が、ホーム画面、ロック画面、ライブアクティビティ、Apple Watch、CarPlay、Siriと、それぞれの場所への設定を順に案内し、終わったものにチェックを付けていきます。
数字が跳ね上がったらお知らせを受け取る
見るべきタイミングを教えてもらえるなら、ずっと見ている必要はありません。Site Pulseは各サイトの時間帯ごとのふだんの状態を学習します。直近5分間がいつもの1.5倍以上になり、しかもいつもより10人以上多くなると、そのサイトのタイルがSPIKEバッジとともに光ります。
スパイク通知をオンにすると(デフォルトではオフです)、「3.3× usual · +155 in 5 min」のようなバナーが届きます。タップすればそのサイトのライブアクティビティが始まり、訪問者の波をロック画面で追いかけられます。「Start a Live Activity when a site spikes」をオンにしておけば、アプリを閉じていてもSite Pulseが自動で始めてくれます。
どの方法を使えばいいか
流入元やキャンペーン、絞り込んだ表示など、詳しく調べる必要があるときは「リアルタイム」レポートを。とにかく一日中、意識せずに状況を知っておきたいなら、リアルタイムのダッシュボード、ウィジェット、ライブアクティビティを。多くのサイトオーナーは結局両方を使っています。ふだんはひと目で確認し、何か起きていそうなときだけ掘り下げるのです。
よくある質問
ユニバーサル アナリティクスでも使えますか?
いいえ。Site Pulseが読み取るのは、現行バージョンのGoogle AnalyticsであるGoogle Analytics 4のプロパティです。
数字はどのくらいの頻度で更新されますか?
見ている間は1分ごと、画面に何も表示していないときは5分ごとです。ライブアクティビティは、アプリを閉じていても1分ごとに更新されます。
複数のGoogleアカウントのサイトを見られますか?
はい。Googleアカウントはいくつでも追加できます。そのうえで見守りたいGA4プロパティを選び、それぞれに短い名前と色を付けましょう。


